塗装工事の流れ
外壁の塗装工事は外壁の種類によって多少の違いはありますが、ほとんど同じです。
一般的な塗装工事の流れについて説明します。
施工開始からお引き渡しまで
足場の組立
初日は足場を組み、足場全体にメッシュシートを掛ける作業をします。
メッシュシートを掛けることによって、塗料やホコリの飛散を防止します。
施工面の高圧洗浄
塗装部分に高圧洗浄します。外壁や屋根にこびりついた汚れを高圧洗浄機で除去します。 この工程では壁面の汚れだけでなく、塗料の接着をよくするための目的もあります。
下地調整
塗装部分に高圧洗浄します。外壁や屋根にこびりついた汚れを高圧洗浄機で除去します。 この工程では壁面の汚れだけでなく、塗料の接着をよくするための目的もあります。
シート養生・窓のマスキング
塗装をしない部分をビニールで覆う作業です。工事中に塗料が飛散しますので、足場まわりに養生のためにメッシュシートを掛けます。 アルミサッシ、窓のマスキングや、植栽や駐車してある車にも養生用のビニールカバーなどをかぶせます。
塗装
外壁塗装の作業に入ります。下塗り、中塗り、上塗り(仕上げ)の3回塗りで施工しています。3回塗ることで塗膜を厚くして、長持ちさせます。
点検・修正
塗りムラや塗り忘れがないか細かく点検します。
撤去・引き渡し
足場設置から引き渡しまでに8日から2週間程度かかります。また工程は天候にも関係するので、寒冷地であれば季節によって塗装ができない期間も出てきます。 新築物件の場合、冬場は下地調整まで行って、仕上げの塗装は春に行うこともあります。地域によっては季節にも影響を受けることがあります。
そのため依頼する側も、引き渡しまでの期間に余裕をみて頂く必要があります。 店舗物件などを塗装する場合は、予定より早めに着工できるようにするなど、注意してください。